FC2ブログ

名もなき黒猫の散歩道

MENU

今風アート

こんにちは。黒猫です。先日、どうしても帰国までに行っておきたい場所があったので、時間を見つけて行ってきました!それは、SFMOMA(San Francisco Museum Of Modern Art)です。その名の通り、サンフランシスコ市内にある、現代美術を取り扱った美術館です。今回は私の興味のある特別展をやっていたこともあって、訪れることにしました。


建物に入った時の第一印象。とにかく白い!広い!、です。笑 しかし、このシンプルで大きな空間を確保している館内構造は、各芸術作品を十分に引き立てていて、そこから発せられる力にただ圧倒されるばかりでした。
IMG_7946.jpg IMG_7947.jpg
海外の美術館は写真OKなのが良いですね。写真では、作品の力までは表現できていませんが(私の力不足 笑)。

IMG_7952.jpg
クモ。一番大きいのは私の身長より大きくて、かなり迫力がありました。

IMG_7954.jpg
立方体の辺の一部を取り出して、すべて並べてあります。理系の心をくすぐる作品でした。

IMG_7973.jpg
そしてレプリカとは言え、一番の目玉は何と言ってもこれでしょう。
デュシャン「泉」
ただの便器にサインしただけ。ですが、通常使われるコンテキストから分離独立させ、見ている人の中で解釈を与えることで、一種の芸術と化するものです。現代芸術の象徴とも言える作品だと思います。


そして、待望の今回の特別展とは!

IMG_7944.jpg 
ルネ・マグリット!
私の好きな画家の一人で、メッセージ性の強い作品がたくさんあります。

IMG_7961.jpg
絵の向こうにホンモノの夕日。ハイパーリアリズム(絵か写真か見分けがつかないくらいに忠実で繊細な風景画)を絵の上で表現する、という面白い手法を使っています。
 IMG_7965.jpg
リンゴで顔を隠された紳士。これは有名な絵ですね。マグリットはリンゴを顔面中央に配置することで、顔面を美しく仕上げる以上の集中を、顔面にあつめようとしたようです。
 IMG_7963.jpg
紳士の降る絵。これも有名なものです。ただ、こんなに小さいものだとは知りませんでした(大きいバージョンもあるのかな?)
 IMG_7969.jpg
通称「光の帝国」シリーズ。空は昼なのに家周りの空間は夜。マグリットはこの構図を何度も描いているのですが、今までこのシリーズを全て集めて展示したことはほとんど無かったようで、とても貴重な体験をしました。
 IMG_7960.jpg マグリットの初期の絵。ゴッホの影響を受けていると解説に書いてありました。この絵を見てから上の絵を見ると、ずいぶんと画風が変わったものです。

昔から、マグリットの絵は少し暗い印象が常にあって、不思議だったのですが、どうやらマグリットは第二次世界大戦中、ドイツの領地となっていたベルギーに住んでいたようで、そこでの負の経験が作風に大きく影響しているようです。そう言われてみると、自由がそこにあるのに自由を奪われているような印象を受ける作品もちらほら見受けられます(光の帝国など)。


本当に良い時間を過ごせました。心残りのひとつを消し去れました 笑
それでは、最後まで読んで下さりありがとうございました!

スポンサーサイト

Leave a reply






管理者にだけ表示を許可する

Trackbacks

trackbackURL:http://namelessblackcat.blog61.fc2.com/tb.php/284-9ea7eec6
該当の記事は見つかりませんでした。