名もなき黒猫の散歩道

スポンサーサイト 

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
trackback: -- | comment: -- | edit

基礎と臨床との間に 

もう前回投稿して1年以上たってしまいました。
黒猫です。
お久しぶりです、といっても誰も見ていないと思いますが。。

アメリカに行っていたと前回の記事では書いていました。
その後の4月からこの前の2月まで、
私は薬剤師になるべく実務実習というものに参加しておりました。
簡単に言うと、薬剤師の卵として病院や薬局で薬剤師の業務を体験する、というものです。

現在の規則では、薬学部のうち6年間の教育を行うコースの学生のみが、薬剤師になる権利を得る可能性があります。
一方私は4年間の教育を行う薬学部に所属しておりました。
なので通常私が薬剤師になる権利はありません。
このあたりには少しトリックがあって、
2017年入学の4年教育の薬学部生までは、博士課程に進学して、
必要単位や実習などをこなすことで、薬剤師になる権利を得ることができることになっています。
私はそれを使って薬剤師になろうとしたわけです。
(ちなみに6年制コースの学生が薬剤師になれる権利が得られる一方で、
4年制コースの学生は教員免許を取得する権利が得られます)


5月から7月までは某病院で、9月から11月までは某薬局で実習させていただきました。
上に書いたとおり、私が実習を受けられるのは博士になってからですので、
当然周りよりも3歳くらい年上になります。
本当に、みんな、若かった。
体力的に劣った、とはあまり思わなかったのですが、
笑いの沸点が低いというか、
おもしろいことを見つけるのがうまいというか、
本当に、自分の心の老け具合を思い知らされました。。
輝いて生きるってああいうのを言うんですね。。

病院の方は人数も多くて、
本当にみんなでわいわい楽しむことができました。
同じ大学からも何人か参加するわけで、
そんな同大学の後輩とも仲良くなれて、個人的にはとても嬉しかったです。
今でもたまに挨拶できるし。

薬局の方は、
どういうわけか2留した学生が2人もいて(理由は様々ですが)、
私はなぜか最年長ではなかったのが、とても意外でした。
しかしその分、親しみもあったし、安心感もありました。
他の年下の学生も明るくて、楽しかったです。

病院も薬局も薬剤師さんの本当に丁寧な指導で、
臨床現場ではどういう姿勢や知識が求められるのか、
臨床現場で今何が不足しているのか、
よく理解させていただきました。

今日のタイトルに基礎と臨床、という言葉を書きました。
基礎とは、山中伸弥先生のiPS細胞のような、試験管を使う実験で起こる事象、
臨床とは、病院など医療現場で起こる事象のことを示します。
両者には本当に大きな隔たりがあると、薬学的な立場から見て私はそう思います。
特に薬剤師は臨床試験を実施しにくい状況にあるため、
どうしても薬学部は基礎的な立場を取りがちになっているように感じます。
(もしかしたら私の周りだけかもしれませんが)
基礎は基礎でとても大事です。
未解明な事象を追うことは美しいことです。
しかし、さらに臨床で役に立つような内容であれば、もっと素敵になる気がします。
そんなことを思っていたので、今回臨床現場を実際に見ることができたのは、
非常に楽しく、興味深く、貴重な経験を得ることができたと思っています。

そんなこんなで11月に実習が終わり、
12月から怒濤の薬剤師国家試験に向けての勉強を開始し、
なんとか今年2月に国家試験を受験して無事合格した次第です。
薬ゼミ、ありがとう。本当にありがとう。
青本と講義がなかったら確実に落ちていました。。
今年の国家試験は簡単だったのも幸いでした。。

と、そんなかんじで久しぶりに研究の毎日。
何となくまだ本調子ではないけれども、
そろそろ色々と取り戻していきます。
もうあと2年しか学生生活も残されていないので、
悔いの残らないように研究をしたいと思います。


さーて、なーに けんきゅー しよっかなー


・・・頑張ろっと。。

スポンサーサイト

この記事に対するコメント

お久しぶりです!薬学部は大学によって(?)4年と6年と長さが違うと聞いていましたが、なんだかややこしいのですね。ひとまず、国家試験合格おめでとうございます。個人的に薬剤師と関わることは無くなりましたが、研修医時代に内科などにいた時はいつも助けられていたので薬剤師は尊敬の価です。医療はチームワークですね。これからも頑張ってください。

irodori #- | URL | 2016/06/05 03:01 * edit *

Re: タイトルなし

> irodoriさん
コメントありがとうございます。
そうなんです、もうこの制度が始まって11年!?になりますが、
まだまだ移行期間なので薬学部の外からは分かりにくいと思います。
簡単に言うと、6年の方は医学部医学科や獣医学科と同じような感じのカリキュラム、
4年の方は理学部や工学部と同じようなカリキュラムです。

私もおそらく薬剤師にはならないような気がしますが(笑)、
医療のチームワークは本当に大切だと、実務実習に行って学びました。
薬剤師の方々は、本当に頼もしいと思うので、これからもっと活躍の場を広げてほしいと感じました。

名もなき黒猫 #- | URL | 2016/06/12 02:06 * edit *

コメントの投稿

Secret

トラックバック

トラックバックURL
→http://namelessblackcat.blog61.fc2.com/tb.php/236-7de49cce
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。