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名もなき黒猫の散歩道

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昔話

こんにちは、黒猫です。自分のブログを読み返していて、そういえば自分は大学を卒業したのにそのことを一つも書いていないな、とふと思ったので書こうと思います。自分のための防備録です。

大学には、薬学部生として入学して、そのまま学部4年、修士2年、博士3年と、合計9年間在籍しました。学部生だった頃に何を考えていたのかは、昔のブログを読むと何となく分かりそうなので、ここには研究室に配属された学部4年次からの話を書こうと思います。


長くなりそうなので、続きは追記にします(そのかわり割と赤裸々に書きます)。お読みになりたい方はどうぞ。それでは。

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新しい形

結局暑くなることはなく、このまま冬を迎えそうですね。その前に雨期なのかな?
あ、どうも、お久しぶりです、黒猫です。


特に変わることのない平穏な毎日を過ごしておりますが、最近気になっていたことがあって、それをやってみた感想を書こうと思ったので、久しぶりにブログを書くことにしました。

BioRxiv」。ご存じの方はいますでしょうか?
これは、数年前に開設された、生物系の論文が載るサイトの一つです。そのように書くと、普通の他の論文のウェブサイトと何が違うんだ、と思われるかも知れません。しかし、このサイトで見ることの出来る論文が他のサイトで見れるものと大きく違うところが一つあります。それは、「まだ正式に出版されていない(原稿状態の)ものばかり」というところです。具体的な歴史などはwikipediaのこのページに譲るとして、とにかく今までの「論文」とは全く違う、新しい形のデータの発表方法なので、ちょっと前から気になっていたわけです。

通常の論文は基本的にこういう流れで出版されます。まず、reviewerと呼ばれる研究者が投稿された論文を読んで、批評を出して、それに対して論文の執筆者が追加実験などをしながらお返事をして、reviewerがOKかどうかの判断を出し、それを元に出版社のeditorが最終ジャッジを下す、というものです(もちろん途中でeditorに切られることもある)。しかしこのBioRxivにはreviewerがいません。そのかわりに、論文を公表して、そこにあるコメント欄を介して読者がreviewer代わりに批評を下す、というしくみを取っています(もちろんそれで取り下げられることはほとんど無いとは思いますが)。

で、最近何をしたかというと、そのBioRxivの論文のひとつに、私の論文が引用されたという知らせがあって、良い機会だと思ってそれを読んで、コメントしてみたわけです。読んだ感想として、思った以上にしっかりと研究されていて驚きました。reviewerを介さずに公表されるので、ある程度質が低いものなのかなと思っていたのですが、少なくとも今回読んだものはそんなことはなく、楽しんで読ませてもらいました。

実は最近、通常の論文の方のreviewerとして論文を審査する機会がありました。今回、この両方の論文スタイルを審査する側から経験して思ったことは、この2つのスタイル、どっちもいいな、ということです(語彙力。。。)。reviewerは基本的にeditorから依頼されますし、公的に指名されているわけで、選ばれて光栄である一方責任もかかります。一方BioRxivのコメントは誰でもいつでも書くことが出来るし、こちらから論文を選べるし、論文の評価(採用の可否)を決めることもないので、気楽に何でも書くことが出来ます。もちろん人気ジャンルか否かによってコメントがつくか否かがかわってしまいますし、たぶん本気で査読審査をする人はBioRxivではほとんどいないと思うので、このBioRxivのシステムが全てにおいて優れているとは言いませんが、これもアリだな、と思いました。

投稿する側からすれば、reviewerによる査読審査がない分、早く掲載されますし、良いことづくしにも感じます。このBioRxivの論文を持っていることの対外評価がどの程度になるのか、研究者として少し気にはなりますが。なにはともあれ、今後が期待できる新しい論文の形だなと思いました。

尻切れトンボですが、今回はこのあたりで!読んで下さってありがとうございました!

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